会長挨拶

会長 藤田敏博

愛媛県保険医協会は保険診療を行う医師・歯科医師によって、「保険で良い医療の充実・改善を通じて国民医療を守ること」「開業医師・歯科医師の生活と権利を守ること」を目的に活動を行っています。

二十数年前、従前の医療制度に対する改善要求を掲げ、熱い血潮、高い理想、大きな意欲を持った面々が中心となり、愛媛県保険医協会を結成しました。結成に尽力された先達の多くは第一線を退きましたが、公的保険で国民医療を良くしよう、開業医の経営と権利を守ろうという理念は、その後も脈々と受け継がれています。そして、この理念を多くの同朋に知らせ占め、さらに後世まで伝えるため、多くの同朋を募っています。

社会保障費削減の国政の中では、一人ひとりが理想とする医療を構築することは困難ですが、自らが理想とする医療を追求しようとの気概に燃えた人たちが集えば、国政をも変える力が倍増するのは間違いありません。現在のような医療制度、診療報酬体系の中では、経営も不安定となってはいますが、「だからこそ、力を合わせて立ち向かおう」と訴えます。また、協会の行っている会員向けの活動に興味を抱いて入会される方もおられます。

協会では種々の活動を行っており、そのような中から興味のある催物に参加して頂きたいと思いますし、新たな活動の提案を頂ければ協会活動として実現していきたと思います。

活動の強化・拡大は、協会の活性化だけでなく、協会の力量の相乗的強化にも結びついていきます。種々のご相談にも応じています。困った事などあれば、迷うことなく協会にご連絡下さい。専門知識を持った役員が説明致します。

協会は会員のためのものです。

 

 


 

歯科部会長挨拶

歯科部会長 松村厚

今年2018年は保険改定の年でしたが、自分の医療機関における施設基準の届出が何であるのかが良く分からなくなったり、届出するつもりで書類を見ると、過去何年以内の講習を複数受けることが前提条件であって驚いたり、高価な機器を備えていなければ施設基準を満たさない場合や、人的要因を満たさなければ届け出すら出来ない状態なのに愕然とした先生方も多かったのではないでしょうか。

ここ数回の改定のたびにこのような言語道断な医療機関の機能的分類が行われてきており、厚労省が意図している開業医の存在の意味すら良く見えない状況であるといえるのではないでしょうか。

患者様目線で見たときにも、自分がかかる医療機関によって、同じ処置を行っても点数が違って支払う金額が大きく変化するなど、納得できない状態になってきていると思います。
また、患者さんのフリーアクセスを制限するような医療機関の仕分けは、単なる講習を受けた経歴や歯科衛生士の有無や勤務医の有無で分別して欲しくないものです。

標榜できる診療科が4つしかないにもかかわらず、施設基準の届出だけは続々と増えている現状は決して健全な保険医療の発展の仕方では無い様に思います。

あいかわらず低点数の中での診療所ごとに工夫を重ねているのを無視して、器具機材を購入することで施設基準を認めたり、当たり前の消毒行為の講習を義務付けて初診料にまで上下を設けるなど、趣旨の見えないようなことに時間と手間をかける暇があれば、ぜひとももっと良い歯科医療を保険で患者さんに給付できる努力をして欲しいものであり、それらの提言を今後とも続けていくためには保険医協会、保団連の存在を欠かすわけにはまいりません。

今後ともご助言、ご協力を切にお願い申し上げます。

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